■こんな人におすすめ
・オムロン代替機案内が来て代替機に買い替えるか、他社製品に乗り換えるか迷っている
・体重計・体組成計でおすすめを知りたい
・アプリと連携できる体重計・体組成計の違いを知りたい
まえがき
オムロンから発売されている健康医療機器で使用されていた、NTTドコモが提供している健康管理アプリ“WM(わたしムーヴ)”が2022年3月31でサービスを終了することになりました。
これはドコモとドコモヘルスケアの吸収合併による事業戦略の一貫で決まったことなので、オムロンからすると貰い事故なわけですが、ユーザーからすればそんなことは関係ないわけで、アプリが使えなくなることは非常に残念です。
しかし、WM(わたしムーヴ)アプリ終了に伴い、OMRON Connectアプリに対応した機種への割引買い替えが出来ることになりました。
今回の件を期に、割引での買い替えか、他社への乗り換えを検討している人も多いと思います。
そんな人のために買い替えか乗り換えどちらが良いのかをまとめて、最後に個人的にどうするのが良いか結論を付けたのでぜひ最後まで見ていってください。
わたしムーヴ終了。今の体重計はどうなる?
オムロンから発売されている健康医療機器で使用されていた、NTTドコモが提供している健康管理アプリ“WM(わたしムーヴ)”が2022年3月31でサービスを終了することになりました。
この影響で今使っている体重計・体組成計はどうなってしまうのでしょうか。
結論“体重計・体組成計として計測をすることは出来ます”
基本的にはアプリが使用できないだけなので、体重などをアプリに送ることは出来なくなっただけです。
アプリなどで管理をしていない人は今まで通り使用を続けても問題ありません。
ただし、“HBF-253W”だけは例外のため注意が必要です。
これはWi-Fi通信を使用しており、単体でも使用できなくなるとのことです。
代替機案内で割安に買い替えられるが制約あり
今回のアプリサービス終了でオムロンは代替機を割引価格で提供することを発表しました。
定価の6割程度の値段で代替機に買い替えることができ、OMRON Connectアプリにデータも引き継げるとのことです。
しかし、制約があり「HBF-208IT、HBF-215Fを使っていた人はHBF-227T-SW/SBKを安く買い替えられますよ」という今の機種と機能が同等のものにしか変更出来ません。
体重計・体組成計は安くない買い物なので、グレードを下げたモデルに割り引き価格で手に入れたいと考えていた人には残念な案内でした。
やっぱりOMRON製品の機能は魅力的!
代替機の買い替え案内は残念な部分もありますが、代替機種はBluetooth通信機能を利用してOMRON connectアプリと通信ができる機種で、この機能がとても魅力的です。
OMRON connectへのデータの転送は、測定から60分以内であればアプリを開く必要が無く自動転送されます。
朝の忙しい時間に体重を測ったり、お風呂に入る前に測ったりする人が多いのではないでしょうか。
そういったときにいちいちアプリを開くのは面倒なので、この手間を省けるのはかなりメリットだと言えます。
また、代替機種はアプリにデータを転送出来ていなくても30回分のデータを本体に記録しておくことができるので、「Bluetooth通信をオフにしていた」などのうっかりでデータが無くなってしまうことも回避できます
他社乗り換え
安いBluetooth対応機種も存在するが機能がいまいち信頼性も不安
OMRON製品は信頼と実績があり、機能もしっかりしていますが代替機種への買い替えでもそれなりにコストがかかってしまいます。
他社への乗り換えなら安価なものにするか、価格同等それ以上でも機能が充実しているものにするかの2択だと思います。
安価なメーカーの体重計はBluetooth通信対応のものでも、アプリを計測時に起動していないと記録されないものがあるので注意が必要です。
アプリへ自動で転送される体重計もいくつかありますが、本体への記録保存が無くて通信が出来ていなかった場合データが残らなかったり、という場合もあります。
そして、そのような場合の詳細な情報が手に入らない機種ばかりです。。。
「安価で自動送信されるから」と買った後に、足りない機能に不満を感じる可能性、耐久性や測定精度の信頼性などを考えると少し不安があります。
小さなことは気にしない、それでも良いと思える人にはアリな選択肢になると思います。
乗り換えるならタニタ・エレコム
安価なメーカーの機種だと機能の詳細が分からない、耐久性に不安があるなどの問題があるため、日本国内で有名な機種への乗り換えを考えた場合、“タニタ”と“エレコム”辺りが検討対象になってくるかなと思います。
タニタ BC-768
タニタは”ヘルスプラネット”と言うアプリと連携して体組成計の結果を記録します。
Bluetooth通信でアプリ起動無し自動送信を行ってくれます。
このアプリを使用できるモデルは多数ありますが、その中で必要最低限の機能が備わっているのは”BC-768”からかなと思います。
タニタの体組成計で特筆する点は“アスリートモード”です。
週に12時間以上運動をする人を対象にしたモードで筋肉量や体脂肪率の計測結果がアスリート向けに補正されるものです。
気になる点としては、本体記録機能について記載が無いためデータ送信に失敗した場合はデータが歯抜けになってしまうかもしれません。。。
エレコム HCS-WFS01
エレコムは電子機器全般に精通したメーカーですが体重計・体組成計も取り扱っています。
“HCS-WFS01”はWi-Fi通信機能搭載でサーバーにデータが保管されるのが特徴です。
“ECLEAR APP”という専用アプリをインストールして、このサーバーからデータが自動転送されスマホで管理が出来ます。
データの本体記録も過去30回分保存され、サーバーにもデータが保管されるため、スマホからデータが消えても復元できる可能性が高いことはかなりのメリットです。
また、筑波大学との産学連携により、体積推定方式というものを採用して測定を行い、内蔵脂肪レベルや体脂肪率、骨格筋率などをより正確に測定できるとのことです。
懸念点を上げるとすれば、やはりヘルスケア2TOPの“オムロン”、“タニタ”よりは実績的な信頼が劣るということくらいでしょうか。
私の決断-オムロンの代替機への買い替え-
最終的に「じゃあ、筆者のあなただったらどうするの?」で言うと、私ならオムロンの代替機への買い替えにしようと思います。
理由としては以下のような理由になります。
・代替機を割安で購入出来、同等レベルの他社機種乗り換えよりはコストを抑えられる。
・オムロンという実績への信頼
・アプリが自社アプリになったことで今後はこのようなサービスの突然終了は無いと判断
・本体記録が安心
・使い慣れているので不満が出ない
それほど安い買い物ではないので、その点は少し不満もありますが、物・サービスに対して不満はないのでオムロンの代替機に買い替えるのが無難だなと判断しました。
そして、実績への信頼というものも大きな要因です。
体組成計・体重計は“長く、正確に測れてなんぼ!”なところがあると思うので、その点の信頼があるものを買いたいと思いました。
もし今回のような買い替えで無くて、新規で体重計・体組成計の購入を検討したとしても“オムロン”を選ぶ可能性は高いです。
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回のアプリサービス終了に関わっている人、関わっていない人問わず、自分に合った良い体重計と出会って頂ければと思います。
日々の体重管理をしっかりして、健康で活き活きとした生活を送っていきましょう。
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