サマースタイルアワードのビースティ部門で入賞するためのポイント

ボディコンテスト
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■こんな人におすすめ
・ボディコンテストに初めて挑戦する
・サマスタに初めて挑戦する
・ビースティ部門に初めて挑戦する

さまざまなボディコンテスト団体が存在する中、スポーツモデル(ビースティ)カテゴリーのはしりであり人気トップクラスのサマースタイルアワード(以下サマスタ)。


“夏が一番似合う”をコンセプトに、水着が似合う、小麦肌にモデルのような立ち振る舞いとスタイルが好まれるコンテストです。


今回はそんなサマスタのビースティ部門で入賞するためのポイントをまとめてみました


※年々評価の基準は少しずつ変わっていくので基礎的な部分を抑えていきます。

サマースタイルアワードとは?

まず、サマスタのコンセプトを見ていきましょう。

夏といえば、海やBBQなどアウトドアが増える季節。
日本人が最も盛り上がる季節と言っても過言ではないでしょう。

トレーニングの文化、身体作りの文化を通して
健康に対する意識や個々の自信や目標を持つことの素晴らしさを
もっと日本の方々に知って頂きたいという思いから企画いたしました。

日本中が自信や笑顔に満ち溢れ、健康的に毎日生活を送れるように。
そして、夏という季節をもっと楽しめるように。
この大会を通じて多くの人々にお伝えできることを願っております。

その夏が一番似合う男性・女性を決める大会。
健康的でたくましく、スタイルが良く、そしてかっこよさを追求する
- 世界初・身長別のスタイルを競う大会 -

引用元:SUMMER STYLE AWARD 大会コンセプト


“夏が一番似合う男性・女性”を決める大会と言うのが推しです。


筋肉むきむきのボディビルと言うよりもマッチョ系モデルをイメージした方がしっくりきます。


実際、カテゴリーにはボディビルというジャンルはありません。

ビースティ(スポーツモデル部門)とは?

サマスタにおけるビースティは一般にスポーツモデルと呼ばれるカテゴリーです。


サマスタにあるカテゴリーを筋肉のサイズ順に並べるとこんな感じ



ビースティはどちらかと言うと筋肉量が求められる部類のカテゴリーです。


ビースティとスタイリッシュガイは兄弟的な関係で、サイズの違いで分類されている感じです。


スタイリッシュガイなら筋肉量が少ない分、絞りとステージングの完成度が勝敗のカギになってきます。


デニムモデルやフィジーク、サーフモデルとの違いは下半身の露出度の高さ。


脚まで絞り切れていて、かつサイズもあることが求められます。


ビースティ(スポーツモデル)の審査基準を確認

それでは審査基準を見ていきましょう。

①全体的な印象を見る事からスタートします。全体的な肉体の発達状態、バランスの取れたスタイル、自信に満ちた堂々 とした舞台上のパフォーマンスを審査していきます。

②肩、胸(インクライン・デクライン)の発達、背中(上背・下背)、 腕(三角筋・二頭筋・三頭筋のセパレート)、腹筋がしっかりと割れているか、 太腿の発達(四頭筋のセパレート)を重視します。尚且つ、各部位がバランスよくついていることと、 しっかりと絞れていて、全ての部位のアウトライン・カットが出ていること。

引用元:SUMMER STYLE AWARD > 競技部門 > スポーツモデル(ビースティ)部門


①から“夏が似合う”たくましさ、かっこよさが身のこなしやステージングから感じられるかが評価されます。


そして②で詳細な筋量や絞りの評価がされます。


入賞のためのポイント

それでは入賞を目指すためのポイントを抑えていきましょう。

バランス・サイズ

ビースティで評価されるためには明確にスタイリッシュガイよりも筋肉量があることが求められます。


審査基準の“全体的な肉体の発達状態、バランスの取れたスタイル”や各部位ごとの筋肉の発達についての評価基準を確認し、全体の印象から自分に足りていない部位を改善していくようにしましょう。


今年のコンテストに出場する場合は期間的にサイズアップを狙うのは難しいかもしれませんが、来年以降のコンテストを考えている人はバランス・サイズを求められているレベルまで向上することが必要です。


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ポージング(サイドポーズ含む)

審査基準の①で“バランスの取れたスタイル、自信に満ちた堂々 とした舞台上のパフォーマンス”と記載されています。


ここでのバランスの取れたスタイルとは一概に筋肉量だけの問題ではありません。


骨格的に胴が太い人や手足が短いなどのスポーツモデル的には弱点になりうるスタイルはポージング(見せ方)で補うことが出来ます。


胴の太さは腰を切る(正面から腰を傾けること)ことで細く見せたり、脚が短い人は足先までを一直線に、上半身は少し後ろに引くなどしてカバーできます。


自分に合ったポージングを探すことが重要です。


また、サマスタの特徴でスポーツモデル(ビースティ同等)にはめずらしいサイドポーズがあります。


サイドポーズの審査時間はフロント・バックに比べて短く配点としても低いと考えられますが、サマスタの特徴であるサイドポーズが下手だと、減点や、「サマスタのために準備して来なかったのかな?」と思われてしまう可能性もあります。


加点程のポージングは出来ないにしても減点はされないようにしっかりとおさえておきましょう。


自分1人でポージングを追求することは難しいのでポージングのレッスンを受けることも検討しましょう。


ポージングについての関連記事はこちら





絞り

審査基準の②で筋肉の発達とともにセパレートや腹筋がしっかり割れていることなど絞りが十分であるかが評価に影響することが読み取れます。


サマスタの公式水着はビキニブリーフ程の露出度でお尻は隠れていますが、太ももの付け根から見えるためそれなりにハードな絞りが要求されます。



評価は入場から始まっている

舞台上のパフォーマンスとはステージに入場するところから始まっており、入場するときの姿勢もみられています。


この段階で審査点になることはありませんが、この時点で「この人は良さそうだな」と思ってもらえる印象を与えられることは入賞を狙うのであれば重要です。


他にもステージ上で後方で待機する場面もありますがこの時もステージ上に居ることを忘れずに常に審査員に見られているということを意識しましょう。

+αな細かいポイント

1、カラーリングの濃さ

注意として、ボディカラーリングの最終はマジックタンと言うサマスタが認めたボディクリームしか使用することが出来ません。


塗る量によってそれなりに色の濃さを調節することが出来ます。


当日のステージ照明の明るさなどで濃さを調整出来るように控室に持ってきて置きましょう。


控室では少し黒すぎるかなくらいでちょうどよいくらいになると思います。



2、髪型やメイク

コンセプトは“夏が似合う”なので、やはり夏っぽさをイメージした短髪や、たくましさのために舞台メイクをすることも効果的です。


3、競技パンツが似合っているか

サマスタでは公式の水着着用が指定されていますが、公式の水着にも種類があります。


自分が好きなもの、自分に似合うものを選ぶようにしましょう。



フィットネススター・FWJとの違いは?

他にスポーツモデルのカテゴリーがある大会で有名なのはフィットネススターやFWJだと思います。


これらのスポーツモデルとの差はサイドポーズの有無、プロライセンスなどです。




サイドポーズはサマスタ特有なのでここをおろそかにしていると審査員から良く思われないでしょう(他のコンテスト前の場数踏みなど、ついでに出ていると感じられてしまう)。


また、プロライセンスについてですが、予選大会の身長別で優勝するとプロライセンスを獲得することができます。


そこから、年末に行われるプロ戦で優勝すれば賞金や豪華景品がもらえるのはサマスタの魅力の一つだと思います。



最後に

サマスタはスポーツモデルカテゴリーのあるコンテストの中では出場人数も多く人気のコンテストです。


その分、入賞を目指すのは難しくなりますが、入賞の価値も大きなものになります。


1回目で諦めず、チャレンジと改善を重ねていきましょう。

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